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ソーラーパワーがまた快挙
プラネットソーラー号が史上初、世界一周に成功

有人ソーラー飛行機「ソーラーインパルス」が初めての大陸横断を果たしたニュースを先日お伝えしたが、ソーラーパワーの信頼性をさらに高める快挙が、またひとつ達成された。ファウストA.G.がこれまでプロジェクト進行を見つめてきたソーラーパワーボート「プラネットソーラー号」が2012年5月4日、モナコに帰還。史上初、世界一周の旅に成功したのだ。

TURANOR(トゥラノール)と名づけられたソーラーパワーボートは、2009年に完成。、2010年9月27日、プロジェクトを率いるスイス出身のラファエル・ドミヤン氏をはじめ5人を乗せてモナコを出航。天候の影響を受けながらも順調に航海を続け、585日、6万6kmにわたる海の旅を無事に成し遂げた。

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モナコ港に入港する模様を動画でチェック
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ドミヤン氏は、プラネットソーラー号からモナコの地に降り立つと、「青い地球を守るテクノロジーと英知を持っていることを証明できた」と喜びのコメント。同時に、“太陽の力”を意味するというTûranor(トゥラノール)と名づけられたソーラーパワーボートの製作者であるドイツのImmo Storoeher社の協力にも感謝を述べた。

長い旅を終え、地中海に戻ってきたトゥラノール号
シャンパンシャワーで喜びを表現するキャプテンのエルワン・ル・ルジック氏。

このトゥラノールは幅15m、全長31m、537㎡の太陽光パネルを有する世界最大のソーラーボートで、太陽光以外のエネルギーはいっさい使わない。

モナコを出航後、ジブラルタル海峡を超え、モロッコ・タンジェ、アメリカ・マイアミ、カリブ海沿岸のカンクーン、ガラパゴス諸島、さらに仏領ポリネシア、香港、シンガポール、ボンベイ、アブダビに寄港。訪れた国は28に上り、寄港地ごとに太陽エネルギーの推進を呼びかけた。

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香港では子どもたちに向けたワークショップが開かれた
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厳重なセキュリティが必要だったソマリアのアデン湾や紅海も無事通過
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『人間は、すべてを壊し、すべてを守ることができる時代がくるだろう』というジュール・ヴェルヌの言葉を引用しながら、「世界一周を達成したいま、我々の文明は最良を選ぶことができると確信している。明日の世界は、我々の今日の思慮を映し出すだろう」とドミヤン氏は語る。

船を降りたクルーたちは、それぞれの生活に戻り、ドミヤン氏は「スイスに戻って、まずは自分自身のエネルギーをリチャージしたい」。しかし、52分のドキュメンタリーの製作や太陽エネルギーに関する本の出版も予定されており、再生エネルギー推進にかける新しいプロジェクトが今後も目白押しだ。

一方、プラネットソーラー号は、南フランスのラ・シオタでメンテナンスを行った後、休む間もなく、新たなクルーとともに、新たな使命を帯びて出発した。6月にはフランス・マルセイユとスペイン・バルセロナでイベントに参加し、この夏もソーラーエネルギー推進のために、地中海を航海し続けている。

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