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ヴァージンの宇宙旅行に嬉しい続報
大気圏再突入モードのフェザー飛行に成功!

つい先日、宇宙から帰還して話題となったスペースシャトル「アトランティス」。30年の歴史に幕を閉じたシャトルの後継機開発について、NASAが民間の力を借りようとしていることからもわかるように、宇宙船開発はいま民間企業がしのぎを削っていて、その勢いたるや、目が離せません。宇宙への夢は、誰もが思い描ける現実のものとして、もうそこまでやってきているのです。

From Faust A.G. Channel on [YouTube]

SS2のフェザーフライト成功の瞬間をムービーで見よ!
★【YouTube:FaustA.G.チャンネル】でもご覧いただけます(スマートフォンの方 はこちらがオススメです)

そんななかで、ファウストA.G.が追うのは民間宇宙旅行プロジェクトの先頭を行くと言われるヴァージン・ギャラクティック社。サー・リチャード・ブランソンが冒険好きのファウストたちに送る「サブオービタル宇宙旅行」の実現を、今か今かと心待ちにしているのは宇宙旅行を予約したファウンダー※だけではないはず。
昨年の3月にその一号機となる民間宇宙旅客機「スペースシップ2・VSSエンタープライズ(SS2)」が、母船「ホワイトナイト2(WK2)」に接続された状態で、初のテストフライトを成功させたことをこのコーナーでも紹介しました。その後もクリーンかつ安全な宇宙旅行を目指して準備が進められ、有人フライトや単独グライダー飛行などを着実に成功させてきました。そしてついに今年5月、「フェザードモード」でのテストフライトに成功し、宇宙旅行に向けて大きく前進したといううれしいニュースが届きました!

ファウンダー…ヴァージン・ギャラクティック社のこのサブオービタル旅行に、最初に行ける権利を購入した400名。ファウスト会員の稲波紀明氏もその一人。
稲波氏が挑んだ無重力クエストはコチラ:http://www.faust-ag.jp/quest/quest007/

SS2が大空を舞う。
記念すべきフェザーフライト

アメリカ・カリフォルニアにあるモハベ宇宙港上空で行われたのは、フェザーモードのテストフライト。これはSS2の大きな特長のひとつなので、ぜひとも抑えておきたいポイントです。でも一体「フェザーモード」って何? とお思いの方に少しご説明を。高度100キロ以上の宇宙空間から地球へ戻る際の大気圏再突入は、宇宙飛行のなかでも危険をともなう部分。そのため技術的な課題とされているのです。そこでより確かな安全性と安定性を求めて採用されているのが、再突入の際に宇宙船の尾翼を65度に回転させるフェザー(feather=羽)モード。65度に立てられた尾翼によってバトミントンのシャトルのような空気抵抗を得ることで、パイロットの制御なしに自動的に機体を水平に保ち、スピードを減速。従来の有人宇宙船と比べて再突入時の機体表面の温度上昇を抑えるだけでなく、機体の体制を整える役割も果たすというわけ。この技術は、2004年に世界で初めて宇宙飛行を成功させた民間の宇宙旅客機「スペースシップ1」で実証されたお墨付きのシステムなのです。

SS2が誇るフェザーモードを試すべく、5月4日早朝――。

SS2は母船のWK2に接続した状態で離陸。およそ45分かけて上昇し、51,500フィート(約16km)上空まで到達すると、SS2は母船から切り離されて宙に放り出されました。すると尾翼を胴体から65度上方へ回転! 大気圏再突入に備えるフェザーモードの形態をとり、胴体を水平に保ちながら、ほぼ垂直に約75秒間降下。尾翼によって引き起こされた空気抵抗で減速しながら高度約33,500フィート(約10km)まで降下すると、パイロットによって尾翼を通常モードに戻されたのちに滑走路に着陸。母船を離れて約11分間のフライトは無事に成功したのでした。SS2の要とも言えるフェザーモードの試験飛行は、まさに記念すべきものとなったのです!

課題であったフェザーモードは、安定性、コントロールなどの評価、パイロットの熟練度など、すべての目標が達成され、最高のフライトだったと高評価。SS2のテストパイロット、ピーター・シーボルト氏はこの成功を喜び、「今朝のフライトはテストパイロットの夢だ。このスペースシップは飛んでいて楽しいし、新しくて独特なフェザーモードは素晴らしい力をもたらした」と語りました。

SS2は3週間後の5月25日に2度目となるフェザーモードでのテストフライトを、さらに6月15日には24時間で2度のグライダー飛行を成功させており、この短時間のターンアラウンドに、宇宙への旅がより身近になる日もそう遠くないと感じずにはいられません。
これから、さらなるテストフライトが引き続き行われた後、SS2の“空中打ち上げ”テストなどが行われ、宇宙旅行の実現・催行は2012年を予定しているとのこと。歴史的な瞬間が待ちきれず、うずうずしている人もそこはぐっと我慢。安全性をより確かなものにするためのテストがもう少し続きますが、ヴァージン・ギャラクティック社による民間初の宇宙旅行は刻一刻と近づいています。続報をお楽しみに!

Data

ヴァージン・ギャラクティック
http://www.virgingalactic.com/

クラブツーリズム(ヴァージン・ギャラクティック社の宇宙旅行の日本販売窓口)
http://www.club-t.com/space

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