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心臓手術を3度乗り越えて!
自転車で南北アメリカ縦断の世界新

「その気になれば、人間は何でもできるということを証明したかったんだ」

これは、ジャン=フィリップ・パティという男性が2008年12月に述べた言葉。2001年から、冒険家として活動している57歳のスイス人。冒険家なら誰しもが言いそうな言葉ですが、それをあえてフォーカスするのには理由があります。 

2008年8月22日、パティ氏はリカンベント自転車を使った南北アメリカ大陸縦断の旅「Transamerica(トランスアメリカ)」に出発しまし た。アラスカをスタートし、大幹線道路パンアメリカン・ハイウェイを南下して、ゴールのアルゼンチンを目指します。全長24,698kmの道のりを、毎日 休むことなく朝6時から夜18時まで、1日平均200 kmのペースで疾走。いくら道路が舗装されているとはいっても、場所によってはアンデスの険しい山道や、砂漠地帯、冷たい潮風が吹きつける海岸線など試練 はさまざま。夜は道路脇で眠ることもあったといいます。

キャリアのある若い冒険家なら、体力的に心配のない挑戦かもしれません。しかし彼は現在57歳で、8年前まではなんとスイスでパン職人として生活をしてい た人間。冒険のための本格的なトレーニングや勉強は仕事を引退してから。しかも、近年は心臓疾患のため、3度の手術を受け冒険活動を休止していたのです。 それなのに過酷な冒険に再び挑むとは、なんと強靭な精神力と勇気の持ち主でしょう。また、この旅をサポートした時計メーカー「ティソ(TISSOT)」 は、『T-Touch Expert』というモデルに心拍数モニターを装着した、パティ氏スペシャルバージョンを彼に提供。これにより、心拍数に十分留意しながらも、気温や標 高、気圧、方角などを確認し、過酷な環境のなかでも安全に旅ができたのです。

パティ氏が、目的地であるアルゼンチンのウシュアイアに到着したのが、12月20日。しかも、119日と22時間15分という、これまでの自転車でのアメ リカ大陸縦断記録を20日も縮めた世界新記録でのゴールインでした。3度の手術を経験したパティ氏にとって、これは過酷な運命を乗り越えて、夢を叶えた歓 喜の瞬間だったのです。古代ローマの詩人ウェルギリウスも言っています。「鳥は飛べると思うから飛ぶのだ」と。人間は、その気になれば何だってできる。大 切なのは、信じて前に進み続けることなのです。キャリアや年齢のハンデ、そして手術を乗り越え、信念と勇気を見せてくれたパティ氏へ、Faust A.G.運営事務局からも大きな祝福の拍手を送りたいと思います。

ユニークなフォルムの自転車リカンベントで疾走するパティ氏。リカンベントは、普通の自転車と比べて体への負担が少ない。

ゴール直後に、感無量の表情。このチャレンジの達成は、彼自身にとって大きな一歩となった。

シャンパンファイトでゴールを祝福!後ろのパネルには、しっかり世界記録「119日と22時間15分」の表記が。

Data

トランスアメリカ

http://www.transamerica.ch


ティソ オフィシャルサイト

http://www.tissot.ch

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