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世界の高層ビルをよじ登れ!
スパイダーマン2008年登頂総括

子どもが経験する“初めての冒険”は、木登りではないでしょうか。それは大人になっても変わらず、高層ビルの展望台にしろ、エベレストにしろ、そして宇宙や月にしろ、どうも人間は“高いところ”に憧れを抱き、そこに到達せずにはいられない生き物のようです。

1962年、8月7日フランス生まれ、身長164cm、体重50g、ニックネームは「スパイダーマン」。11歳で建物への登頂を始め、これまでエンパイヤステートビル(381m)、エッフェル塔(300.65m)、2007年まで高さ世界一だった台北101ビル(508m)など、世界70ヶ所以上の有名建築や高層ビルを、なんの道具も命綱もなしによじ登ってきたのが、アラン・ロベール氏。メディアで頻繁に取り上げられるので、ご存じの方も多いでしょう。大抵は無許可で登るため、頂上に到達したところで、待ちうけた警察官に御用となるのがお約束の、あの懲りない、憎めない彼です。
そのロベール氏は2008年も数々のビルを制覇してくれました。
最近では11月22日、パリ郊外のクールブボワ(Courbevoie)の石油産業大手トタルの高層ビルを登頂。11月12日には、インドネシア・ジャカルタのシティー・タワービル(120m)を。10月11日には、レバノン・ベイルートのインターコンチネンタルホテルを。10月3日には、パリの国立図書館フランソワ・ミッテラン館を、立て続けに登頂し、そしてもれなく逮捕されています。多くの場合は無罪放免で釈放されている模様。
しかし彼はただ高い所に登るだけの男ではありません。
6月に、アメリカの、ニューヨーク・タイムズ本社ビル(228m)を登頂した際には、途中で「毎週、地球温暖化は、9.11同時多発テロを超える犠牲者を出している」と記した横断幕を掲げてみせました。また4月には、同じく地球温暖化問題を訴えるために、香港のフォーシーズンズホテルに登頂しています。

子どものころ、『La neige en deuil』というフランス人作家アンリ・トロワイヤ原作の映画を見て、啓示を受けたようにクライミングと出逢ったというロベール氏。以来、“頂上に登る こと”のみを追求している彼ですが、メンバーの皆様は、テレビのニュースで彼が高層ビルを制覇する姿を見る度に、カタルシスのようなものを感じませんか?  そう、彼はわれわれの子ども時代の冒険心を今も持ち続ける代弁者なのです。
2009年も、どの国の高層ビルをよじ登り、逮捕されてくれるのか、非常に楽しみです。実は、1998年に新宿パークタワーと新宿センタービルを登ってい るロベール氏。Faust A.G運営事務局では、また、東京のビルを登りに来る際は、インタビューをすべく交渉を進めてまいります。続報にご期待あれ!

左:登頂した後はお約束のように逮捕。憎めません。実は結婚しており、2児の父親でもあります。
右:まさにこのようなビルの鏡面に自身が反射するシーン、「スパイダーマン3」にありませんでしたか。

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アラン・ロベール公式サイト

http://www.alainrobert.com/

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