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Small Talk

2010 October

2010年10月21日

New Spot

コーヒー文化を発信する
セラー&ラウンジ「Mi Cafeto」誕生!

自分が追い求めるコーヒーと出合えるなら、どんな場所へでも出向くという川島良彰という男。人は彼のことを「コーヒーハンター」と呼ぶ。
2008年に「Mi Cefeto」という会社を設立した川島氏は、「コーヒーのためなら、できることはすべてやる」をコンセプトに、栽培、収穫、加工、精選、輸入、焙煎、包装まで、そのすべの工程に独自の基準を作った。同年には最高品質のコーヒー「Grand Cru Café 」を発売。
「生産国と品種だけで上質なワインを語る人はいません。どの地域で生産されたか? 生産年の気候は? また生産者の思想にまで話は及びます。コーヒーも、ワインと同様に繊細な農産物です。世界中でさまざまなコーヒーが生産されていますが、同じ品種でも風土や生産農園の方針、年度や焙煎度合いで味は無限に広がっていくことをお伝えしたい」と語る川島氏。
そのどん欲なまでの行動力には、「コーヒーをワイン文化の域まで高めたい」という熱い、熱い想いがあった。そしてこのたび会社設立から2年が経ち、コーヒー文化の発信地として新たにコーヒーセラー&ラウンジ「Mi Cafeto」をリニューアルオープンした。ここでは、コーヒーの多様性を提案しながら、セミナーやイベントなどのさまざまな企画を計画している。
11月には2010年度の「Grand Cru Café」が店頭に揃うという。今後の商品展開にも期待したい。

Mi Cefeto
営業時間:平日10:00~18:00
有料試飲:通常の営業時間内(要予約)
セミナー:通常の営業時間内、または週末

Grand Cru Caféサンプラーセット

¥3,900(送料込)(12月31日まで)

Mi Cafetoではパナマ・コロンビアの3農園で栽培されているカトゥーラ種の特級畑をGrand Cru Café として紹介。第1弾は、この3農園の2008年度のGrand Cru Caféの産地別飲み比べ。

 

Data

Mi Cefeto公式サイト
http://www.mi-cafeto.com/

Text:Faust.A.G.

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2010年10月14日

Party!

沈む夕日と浮かぶ満月
帆船クルーズ&パーティの夜へ

大海原を全速力で航海する一隻の帆船――。当Webサイトの疾走感あふれるイメージムービーでお馴染みなのが、全長16.4メートル、重量10トンの「帆船Ami号」だ。この船の舵を切るのは、キャプテンの溜光男さん。
来る10月22日、その帆船Ami号を舞台に満月を愛でるクルージングパーティが開催される。題して「キャプテン溜と行く 満月クルーズ&海辺のパーティ」。
当日の行程は、夕方、ホテルに集合後、伊豆の静浦漁港から出港。目の前に沈みゆく夕日を眺めながら帆走し、重須ヨットハーバーに寄港。桟橋から夜空に浮かぶ大きな満月を愛でながらパーティを行うという趣向だ。静浦港に戻るのは20時近くになる予定。希望者には伊豆長岡ホテル天坊に特別料金で宿泊できる特典付き。
仕事を終えた晩秋のフライデーナイト、帆船Ami号に乗って優雅に過ごすのも一興だ。

Data

日時:10月22日金曜日
参加費用:9000円(税込み)
*ヨットクルーズ、料理、飲み物、温泉入浴付き
*宿泊希望の方は、一泊朝食付きをプラス7,350円(税込み)で可能


予約の問い合わせ
伊豆長岡ホテル天坊 TEL:055-947-4489

Text:Faust.A.G.

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2010年10月 7日

Event

伝統とモダンが織りなす、
オールドパーの格別な宴

 歌舞伎、能、狂言といった古典芸能を継承する各界のトップによる伝統文化の神髄を観賞し、芳醇な味わいのオールドパーを嗜みながら、贅沢な晩餐に舌鼓を打つ。「伝承の饗宴」は6回目を数え、9月17日に京都の建仁寺を舞台に開催された。
オールドパーという銘酒は、そもそも日本の近代化に大きな役割を果たした岩倉遣欧使節団が日本に紹介したとされている。以後130余年、日本文化とともに歩んできたまさに正統派と呼ぶにふさわしいスッコチ・ウイスキーなのである。
今宵、京都最古の禅寺、建仁寺を舞台に披露されたのは、尺八奏者、藤原道山氏とマリンバ奏者のSINSKEによる邦楽の枠を超えたパフォーマンス、そして、尾上菊之助丈による「島の千歳」である。小鼓を田中傳左衛門氏、唄・杵屋利光氏、杵屋巳之助氏、三味線を今藤長龍朗氏、杵屋浩基氏、指導・尾上青楓氏といった伝統芸能の未来を担う若手による、継承と現代的創造のパフォーマンスに観客はしばし時間が経つのを忘れ酔いしれた。
これぞまさに伝統とモダンの共鳴。ひとしきり感動したあとには俵屋宗達筆「風神雷神図」のある大書院にて、京都吉兆の料理が振る舞われた。オールドパーに和食という絶妙の相性がスペシャル感をさらに演出。時代の名士にも愛されてきた、スコッチウイスキー、オールドパーは、特別な夜に格別な味わいを与えてくれたのでした。

白拍子の祖と言われる「鳥の千歳」に挑む、歌舞伎界の貴公子、尾上菊之助。その魅惑的なステージに観客は酔いしれた。
既成の尺八のイメージを変える自由な発想が、多くの支持を得ている藤原道山。これまでに坂本龍一、ケニー・Gなどとのコラボレートも話題に。今回はSINSKEとの共演。
京都・健仁寺をバックに映える、今宵の主役オールドパー。歴史と伝統に彩られた世界に銘酒はよく似合う。

Data

ユネスコ世界遺産サポートプログラム オールドパー「第6回 伝承の饗宴」
開催日:2010年9月17日(金)
場所:京都建仁寺
出演:藤山道山・SINSKE、尾上菊之助

Text:Faust.A.G.

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2010年10月 7日

Scoop!

永井紗耶子小説家デビュー作
第11回小学館文庫小説賞受賞『恋の手本となりにけり』発売!

夢とロマンを追い、数々の挑戦を伝えるファウストA.G. 。画面や誌面に現れるファウストメンバーや、冒険家、アスリートの面々のみならず、その媒体制作に関わるスタッフ陣も実はまた「ファウスト魂」に溢れた飽くなき挑戦者だ。そんな挑戦の証とも言うべき小説が、さる9月28日、めでたく世に送り出された。

本タイトルは『恋の手本となりにけり』。今年度2010年の小学館文庫小説賞受賞作で、著者の永井紗耶子は、なんと我がファウストA.G.の執筆者のひとり! これまで主に伝統文化や貢献活動などの文化面での取材、記事に関わっているので、直接ご存知のファウスト会員の方もいるかもしれない。豪華執筆陣を誇るファウストAGの記事をより一層味わって読んでいただけたら幸いである。

物語の舞台は文化八年(1811年)。江戸花街吉原に近い冬の田で、若い花魁の鮮やかな死体を主人公の遠山金四郎が発見した場面から始まる。人知れず殺されたひとりの花魁の死の謎に触れ、その事件の真相を探ることにより、家を出て歌舞伎の笛方に身をやつしていた若き「遠山の金さん」はやがて社会正義へと目覚め、人の心の深淵へと向かっていく−−。豊富な取材によって描写される江戸の文化風俗や、男女の関わりと人物像などを通して、見え隠れするのは時代を超えた現代の人間社会の姿。そこには著者の新聞記者時代の経験と、様々な取材で出会った人々の言葉、そして女性の視点がしっかりと織り込まれている。

著者曰く、「この作品のきっかけとなったのは、私が新聞記者時代に受け取った一通のFAXでした。『身元不明の変死体発見』と書かれたその事件は、私が出会った最初の“変死体”事件であり、とてもショックを受けましたが、結局記事にもならずに消えていきました。江戸時代には数えきれないほどそんな事件があったかも知れない」。
「大人物や女性に関する作中のセリフは、私が取材中に出会った経営者などの言葉が生かされています。物語の舞台である江戸の世と時代は違えど、現代と何ら変わらない部分も沢山あると思います」。

「小学館文庫小説賞」は、ストーリー性豊かなエンタテインメント作品に贈られる賞。昨年大賞受賞作である『神様のカルテ』(夏川草介 著)は「本屋大賞」の二位も受賞し、来年度映画公開が予定されている。本年度受賞作は受賞時には『絡繰り心中』というタイトルだったが、出版にあたり改題された。「恋の手本となりにけり」とは、文中にも出てくる『曾根崎心中』の有名な一節。
伝統文化に触れ、社会と日々向き合うファウスト諸兄にこそ、読んでいただきたい作品だ。

Data

『恋の手本となりにけり』 
永井沙耶子 著
定価1,260円(税込)(小学館刊)
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093862875

著者プロフィール
1977年横浜生まれ。慶応義塾大学文学部卒。新聞記者を経て、フリーランスのライターに。佛教大学大学院にて仏教文化修士号も修得。本作品で第11回小学館文庫小説賞を受賞し、小説家デビュー。

Text:Faust.A.G.

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