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Small Talk

2010 April

2010年4月22日

Boats & Ships

潜れるスワンボート!? 気軽に海底散歩ができる画期的発明品が登場!

この写真に写っている物体が何だかおわかりになるだろうか? SF映画に登場する未来のクルマのようなこの乗り物……。そう、何を隠そうこれは潜水艦なのだ。ところがこのカッコイイ見た目とは裏腹に、動力は“足こぎペダル”というから親近感が沸いてくる。普通、潜水艦というと一般にはなかなか乗ることが叶わないが、これは誰でも水深30メートルほどまで潜水可能だという。

夢のある……というか、こんな茶目っ気たっぷりの乗り物を作ってしまったのは、「マリン・イノベイティブ・テクノロジー(Marine Innovative Technologies Ltd.)」というロシアの会社。長さ3.5メートル、幅2メートル、重量2トンの潜水艦は2人乗りで、特に訓練も不要だ。徒歩と同等のスピードで動くので、まさに“潜れるスワンボート”といったところだろうか。ペダルのほかには向きを変えるためのハンドルと、数個のスイッチのみという極めてシンプルな設計。海中を上下するほかに、海底を這ったり旋回したりする機能も付いている。これなら操縦も簡単なうえに自由度もあるし、緊急時には自動的に海の表面に出るシステムも搭載しているから、安全面でも安心できる。

さて、気になる値段はというと、約5万ポンド(約750万円)。これまでレジャーシーンで海底を潜るというとダイビングだったが、これさえあれば泳ぎに自信のない彼女がいても、気軽にロマンチックな海底デートを実現できるかもしれない。 開発者自身もそんな夢を抱いてこの潜水艦を作ったのかもしれないが、真意のほどは購入時にお問い合わせいただきたい。

Text:Miyuki Murata (YUBUNSHA)

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2010年4月15日

Scoop!

7歳の天才少年現る! 「ピカソの再来か」と話題殺到

「私は子供らしい絵を描いたことはなかった」――。天才画家パブロ・ピカソは生前、そんな言葉を残している。画家だった父親の影響で、幼少期から絵画に親しみ、その才能を開花させていたピカソ。現存している幼少期の緻密なデッサンを観られた方は、その天才ぶりをひしひしと感じたはずだ。

いま、英国に住む7歳の少年が世界中から大きな注目を浴びている。「天才少年現る! ピカソの再来か」――と。 

イングランド南部、ノーフォークに住むキーロン・ウィリアムソンくんは、普段はテレビゲームやサッカーを楽しむごく普通の少年。2008年5月、温暖で風光明媚な場所としても知られるコーンウォール州へ家族旅行で訪れた際、その景色を見て「絵を描きたい」と母親にスケッチブックをねだったという。そしてキーロンくんは、旅行から帰ると本格的に絵の勉強を開始。その後、驚くべきスピードで上達していった。

キーロンくんの絵は繊細で素朴、そして柔らかな色使いで観る人の心を温かくしてくれる水彩画だ。子供の手によるものだとは信じがたい絵を描く彼の才能に、ギャラリー経営者や地元の芸術家なども驚きの表情を隠せなかったという。その噂はたちまち広がり、彼はアッという間に地元で“天才少年”と呼ばれるようになった。このほど開かれた競売では、出展した16点の絵がわずか14分間で完売。全部で1万7,000ポンド(約242万円)の値が付いた。

現在、キーロンくんには世界中から注文が殺到中だ。しかし、そこはまだ7歳。両親は絵を強制することなく、描きたいときだけ描くようにさせている。あのピカソの母親も、ピカソがやりたいことを尊重し彼の才能を信じ続けたというから、キーロンくんも第二のピカソとなり後世に名を残す可能性は大いにある。絵を描くことに喜びを感じながら、のびのびと成長してくれることを切に願いたい。

Data

キーロン・ウィリアムソンHP
http://kieronwilliamson.com/

Text: Tomoko Aoki (YUBUNSHA)

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2010年4月 8日

Event

日本橋架橋99周年を祝う優雅で華麗なクラシックカーの祭典が開催!

Diners Club Presents
ジャパン・クラシック・オートモービル



日本橋に集う往年の名車たち――2010年4月3日(土)、架橋99周年を迎えた現在の日本橋(重要文化財)の白寿を祝う式典として、翌4月4日(日)、「ジャパン・クラシック・オートモービル」は開催された。この記念すべき祝典の総合プロデュースを手掛けたのはファウスト会員の木村英智氏だ。

「来年は架橋100周年ですが、この100年という時間の流れを考えてみると、モータリゼーションの発展の歴史と、五街道という道の起点である現在の『日本橋』の歴史とが、リンクしていると感じています。日本橋は、自動車文化と日本文化の発展が加速する起点となった、いわば聖地といえるのではないでしょうか」

当日は日本橋に、故・白洲次郎氏がケンブリッジ大学留学中に愛用していた1924年式ベントレー3リッターや、故・三井高公氏が所有していたブガッティT35C、「吉田茂のロールス・ロイス」として有名な1937年式ロールス・ロイス25/30HPフーバー製スポーツサルーンなど、世界的にも価値の高い優雅で華麗なクラシックカー20台が勢ぞろい。
モータリゼーション梁明期から日本のカーエンスージアストにより愛用・保全されてきたものを、現在の日本橋が架橋された1911年から戦前までの期間に定めて厳選。さらに日本クラシックカークラブ(略称CCCJ。1956年設立)の協力・監修のもと、歴史的価値の高い車をラインナップしたのである。

そのクラシックカーの一団は、日本銀行本店前を皮切りに、三井本館、日本橋と続く3つの重要文化財を巡る展示セレモニーとパレードを行った。並行して、イベント会場を訪れた一般ギャラリーも参加・投票が可能なコンクールデレガンスも開催。多くの観衆を魅了した。夜にはマンダリンオリエンタル東京でガラパーティも催された。

このイベントの詳細は後日レポート予定なのでお楽しみに。

Data

Diners Club Presents
ジャパン・クラシック・オートモービル

http://h-i-d.co.jp/jca/
総合プロデュース:木村英知
(株式会社エイチアイディー・インターアクティカ/ファウスト会員)
主催:ジャパン・クラシック・オートモービル実行委員会、名橋「日本橋」保存会
協賛:ダイナースクラブ、東邦時計(リシャール・ミル)、PEG-UNDERWEAR.COM、マセラティ、UCC上島珈琲
後援:三井不動産
監修:日本クラシックカークラブ
協力:マンダリンオリエンタル東京、ファウスト・アドベンチャラーズ・ギルド、OLF(On Line Ferrarista)
企画・運営:株式会社エイチアイディー・インターアクティカ

Text: Norishige Seiichi(KUSHIMA JIMUSHO)
Photos:Hideki Sugiura

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2010年4月 1日

Environment

100年の時を経てもなお南極に残る、偉大な冒険家たちの小屋

数々の冒険家が南極を目指した20世紀初頭。まだまだ装備も技術も発達していなかったこの時代に、強い体力と精神力で人類未踏の地に挑んだ男たち……。彼らに敬意を表し、この時代は南極の“英雄時代”と呼ばれている。いま、そんな100年前の英雄時代に建てられた小屋が当時のまま南極に残されているのをご存じだろうか? イギリス人探検家のロバート・ファルコン・スコットや、奇跡の生還を果たしたアーネスト・シャクルトンなど、数々の歴史的人物たちが過ごした場所である。

この4棟ある木造小屋の保護プロジェクトを行っているのは、ニュージーランドの非営利組織「南極歴史遺産トラスト(Antarctic Heritage Trust)」。もともとこれらの小屋は、「南極の史跡記念物を破壊しない」という南極条約に基づき保存されていた。極寒の自然環境も手伝い、これまでは手つかずの状態で残されてきたが、近年になって劣化の兆候がみられるようになったため、このプロジェクトが発足したという。

彼らは決して建物を改装しない。時を経て、少しずつ崩れていってしまった小屋や道具を補修し、当時そのままの状況に保っていく。その活動はYou Tubeでも見ることができるが、小屋のなかの様子にはきっと驚かされるはずだ。ついさっきまで隊員がいたかのように、生活用品やブーツなどが生々しく残されているのである。

このプロジェクトに少しでも興味をもったあなた。彼らはこの活動の支援者を募集している。サポートメンバーになることでニュースレターなどが届くほか、スペシャルイベントへの招待もある。メンバーにならずとも寄付のみの支援も可能。どちらもホームページから簡単に行うことができるので、ぜひご確認いただきたい。

極寒の世界が21世紀へと残してくれた、偉大な英雄たちの足跡。環境破壊の荒波がそれを消し去ってしまうとしたら、あまりにも残念なことだ。英雄時代の遺産を次世代へと受け継いでいくのは、もはや我々の義務といえるのかもしれない。人類が、いつまでもフロンティア・スピリットを忘れないために……。
 

Data

南極歴史遺産トラスト(Antarctic Heritage Trust)
http://www.heritage-antarctica.org/

YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=pR-jwBQGxIk&feature=player_embedded

Text:Sachiko Kajino(OUTSIDERS Inc.)

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