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クロアチア現地探訪レポート
太陽と大地のおもてなし
「クロアチアワイン」の誘惑

クロアチアのアドリア海沿岸と言えば、古くからヨーロッパの王族やセレブリティ御用達のハイダウェイとして知られています。とくにここ数年はイタリア人も羨む美味しい料理に、海近くのヴィラやホテルの充実ぶりがその人気に拍車をかけ、日本の旅行雑誌でも、たびたび特集が組まれるほど。けれどクロアチアの魅力は、アドリア海沿岸だけではありません。
海側と反対の内陸部にも豊かな陽光がふり注ぎ、ぶどう栽培に最適な大地が広がります。クロアチアのワイン造りの歴史は古く紀元前4世紀ごろに始まり、生産量の希少さから、ほとんどがヨーロッパ圏内で消費されています。イタリアンやフレンチと違い、年数を重ねずに飲むのが一般的で、古くても5年ものというのも興味深い特徴です。
その内陸部のなかで、クロアチア東部にあるスラヴォニヤ地方は、じつは世界中のグルマンたちがひそかに注目する地区。その地名を聞いてピンときたワイン通もいるでしょう。そう、スラヴォニア地方は、ワインの樽に使う原材料、オーク材の主要産地であり、ここにはヨーロッパで高い評価を獲得したワインセラーが多く存在しています。
ということで、ワイン大好きの諸兄! もし今後一週間以上のお休みがあれば、一路、首都ザグレブから東へ、ワイン豊富なスラヴォニヤ地方への旅行をおススメします。
ちなみにFaust A.G,は、ダルヴァル、ナシツェオスィイェク、イロク、ジャコヴォなどの町を5日間かけて転々とし、それぞれの地で人気のレンストランやワイナリーを訪問。以下のラインナップは、実際に味わった上質のワインたち。
そうそう、現地での乾杯は相手の目を見ながらというのが最低限のマナー、その時の合い言葉は「Živjeli ジヴィェリ!」。こちらもお忘れなく。

旬なクロアチアワインはコレ!

〈Graševina Daruvar 2008〉
Winery Daruvar –Castle of count Jankovich

肥沃な土地と豊かな水源をもつダルヴァルはスラヴォニヤ地方の中でもワインの生産で有名な街。ほかにも古代ローマ時代から歴史重ねる温泉施設やスパが充実していて、療養地としても人気。
このワインが造られているワイナリーは、かつてこの地域の領主であったアントゥン・ヤンコヴィッチ伯の城であった。肥沃で陽当たりの良いパプク丘陵はブドウ栽培に最適で、品質の高いワインを数多く輩出しているこのワイナリーは、さまざまなワインコンクールでの受賞歴を誇る。 グラシェヴィナとはリースリング種の一種で、クロアチアの白ワインに代表されるぶどう品種。
08年のこのボトルはセミドライテイストのフルボディ。ラベルに描かれている鶴は、Daruvarという街の名前に由来する
〈Traminac 2008〉
ILOČKI PODRUMI

クロアチア国外にワインを売った最初のワイナリー「ILOČKI PODRUMI」。使用されているブドウTraminer (トラミナー)は、前述のグラシェビナと並んで国内外にメジャーな、白ワイン用のブドウ品種。1954年には、英国のエリサベス女王の即位式にワインを収め、いわゆる王室御用達のワイナリーとなった。Traminacのボトルには王冠が描かれ、ロイヤルワインと呼ばれる由来となっている。ドナウのワイン王国とも呼ばれるこの土地イロクは、収穫されるぶどうの品種のクオリティが非常に高く、特に最高品質のトラミナーを生産する
〈Graševina KLINK@ 2009〉
Zdjelarevic Winery

Zdjelarevic ワイナリーが手掛ける若いサマーワインのシリーズ。KLINKAとはクロアチア語で「女の子」という意味。クロアチアワインではじめてスクリューキャップを採用。このワイナリーは、最初はグラシェヴィナ。グラシェヴィナのもとの品種はイタリアン・リースリング。若いけれど余韻が楽しめるワイン。

Data

クロアチア政府観光局
TEL: 03-6234-0711
www.visitcroatia.jp
info@visitcroatia.jp

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