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日常からの“冒険”をサポートする
アスリートの王国

 

「アナタ、冒険してますか?」
  ビジネスとは違う文脈で自らを追い込む、“内なる冒険”の必要性を感じていますか?
それは老博士『ファウスト』のみならず、誰もが心に抱く渇望と言うべきものかもしれません


 

  さて、その冒険の手段に「トライアスロン」はいかがでしょうか? 今、ファウストな男たちが、こぞってこのスポーツに挑戦しています。「一人でスイム、バイク、ランと複数の種目を総合的に行うゆえに、練習を効率的にこなすプランニングの知的快楽、自らの生き方を見つめなおす機会ともなる競技中の辛さと成し遂げた時の圧倒的な充実感が味わえる」と彼らは口ぐちに言います。それは僻地に行かずとも経験できる自分の限界に対する冒険でです。
  人生の縮図ともいえるこのスポーツにおいては、それぞれの念入りな準備と練習が必要になります。その戦略と戦術を練ること自体が楽しいのですが、必要な機材を揃えるためにも必要な生の情報を得るためにも、まずは専門ショップを訪ねることをお勧めします。数多あるショップの中でファウストたちが集うのはこの店。
  古き良き代官山の風情が残る、東京・渋谷区の旧山手通り。ここの一角に「ATHLONIA(アスロニア)」は、ひっそりとたたずんでいます。このショップを作ったのは白戸太朗氏。トライアスロンの頂点「アイアンマン・トライアスロン・ワールドチャンピオンシップ」出場12回、6回連続の世界選手権日本代表、またスポーツナビゲーターとしてBS、CS番組の解説でも知られる日本のトライアスロンの第一人者です。
  「ATHLONIA」は、スポーツショップの今までのイメージをことごとく破ってくれることでしょう。―-即ち所狭しと商品を多く陳列し、ややもすると雑多な印象。前後左右とじっくり好きなだけそれを見ることもままならない。言外に一見さんお断りの雰囲気を醸し出すスタッフ…。そんなネガティブな空気はここには一切ありません。
  都心に貴重な木々の緑を抜けると、そこはスポーツショップというより代官山ならではのブティックといった趣。ウッドとグリーンを基調にしたモダンな意匠の店内にウエア、シューズなどがゆったりとディスプレイされ、最先端のテクノロジーの結晶であるロードバイクが美しくライティングされ、ひとつのオブジェのように目に映ります。
「店に置いて商品は、自分たちが選び、惚れ込んでお客さんに進めたいものです。ですから、30万円、50万円、100万円する腕時計をごちゃごちゃと置く店がないように商品の美しさをより表現していきたいと思っています」
  こう白戸氏は語ります。

「スタッフは皆、トライアスロンの経験者。どんなに知識を持っていてもトライアスロンを経験していなかったり、心のどこかで好きでないような人間はATHLONIAにはふさわしくないと考えています。なぜならそれが間違いなくホスピタリティに出てしまうから」

 

店内中央のメカニックスペースでは、顧客の自転車の組み立てやメンテナンスを行う。一般的にはバックヤードに配置されるこうしたスペースをオープンにすることで、良い意味での緊張感と華やかさが生まれています。

   こうした白戸氏の考え方は、整備を行うメカニックスペースにも現れています。このショップでは、それが店の中央、一段高いスペースとして充てられているのです。これは、整備の様子をゲストに見てもらうことで、信頼感を得てもらうためだといいます。
「メンテナンスをしている姿といのは、自転車を扱う人間が一番輝いてカッコ良く見える瞬間でもあると思うのです。これまで日陰だった部分に光を当てていきたい」
  いわばレストランにおけるオープンキッチンに近い発想と空間作り。食の安全性や良い緊張感の演出という観点からオープンキッチンが生まれたように、ATHLONIAが提案するのは、スポーツのあるライフスタイルと、プロダクツとショップとゲストにおける信頼関係を醸成する空間を生み出しています。
  インターネットでなんでも通販が出来てしまう時代、そしてなにかあれば低コスト合戦になるような時代だからこそ、本当のモノ、コトが分かる人々を魅了するのは、こうしたコミュニケーションとリアルな情報をともに共有できる場なのではないでしょうか。
  なお、ショップ名のATHLONIAはAthlon(競技)にラテン語系の国といった意味合いを持つ接尾語iaを組み合わせたもの。いわばスポーツ王国といった意味。このスポーツの宮殿では、見ず知らずのスポーツグッズショップの門をいきなり叩くような“冒険”は避けられますのでご安心を。

 

オリジナルブランドとしてハイエンドの「MOSA(モサ=猛者の意)」とレギュラーラインの「ATHLONIA」を展開。こちらはスイムで着用する「MOSA」のウェットスーツ。フルオーダーでムダな生地のたるみなどを抑えています。納期は2〜3週間。8万5000円

トライアスロンのトップアスリートがタイムアップしたと話題の新ブランド「Newton」のランニングシューズ。かかとから接地する一般的な走り方が、このシューズを履く事によって足の前側から着地するようになり、スピードアップが可能に。2万1000円

自転車のフレームとヘルメット、シューズなどの用品をコーディネイトしてディスプレイしている点こそ、ATHLONIAならではの、セレクトショップ的視点といえましょう。フレームのグレードや色と合わせてコーディネイトすれば、見た目もスタイリッシュに。オルベアのフレーム39万9000円、ジロのヘルメット3万1500円、ガエルネのシューズ3万6000円、セライタリアのサドル1万8690円

Data

 

ATHLONIA

TEL:03-5489-0052
東京都渋谷区猿楽町17-10 1F アスロニアヴィレッジ内
営業時間:12:00〜21:00(火曜日〜土曜日) 11:00〜20:00(日曜日・祝日)
定休日:月曜日(祝日の場合は営業)

http://www.athlonia.com/

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