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クラシックにして、モダン&ゴージャス!
全米のセレブに人気絶大のシャンパーニュ

アルマン・ド・ブリニャック

ジャン・ジャック・キャティア(キャティア家当主・アルマン・ド・ブリニャック醸造責任者)
ブレット・ベリッシュ(アルマン・ド・ブリニャック社社長)
渡辺順子(株式会社フィフス所属・ワインスペシャリスト)

一度目にしたら忘れないド派手なゴールドとスペードのエースのボトルデザイン。まず強烈にアヴァンギャルドな外観に目がいくが、中身も最上級。1763年創業の歴史あるシャンパンハウスにより、伝統的なスタイルを貫いて造られる味わいは芳醇で深く、ゴージャスだ。世界中のマーケットでセンセーションを巻き起こしているアルマン・ド・ブリニャック。“究極の乾杯”のために造られたプレステージ・シャンパーニュである。
センセーションといえば、話題性にも事欠かない。全米No1.ヒップホップ・アーティストJAY-Zが愛飲し、ビヨンセのコンサートや、サッカー選手デイビッド・ベッカムのロサンゼルス・ウェルカム・パーティでも振る舞われるなど、特にアメリカのセレブリティに人気絶大。
そして先頃は、世界で唯一の国際的シャンパン刊行物「ファイン・シャンパーニュ・マガジン」の2009年度ランキング・ベスト100で、1000種類以上のシャンパーニュの中から、世界No1に選ばれている。実力も折り紙付きなのである。
そうした中、今年10月某日、アルマン・ド・ブリニャック社社長ブレット・ベリッシュ氏と醸造元のキャティア家当主ジャン・ジャック・キャティア氏が来日。インタビュアーにワインスペシャリストの渡辺順子氏を迎えて、話を伺うことができた。

渡辺(以下、W)「ファイン・シャンパーニュ・マガジン」での世界No.1獲得おめでとうございます。世界の名だたるワイン専門家によるブラインド・テイスティングでの審査ですから、文句なしの素晴らしい快挙ですね。世界市場でもますます注目を浴びていますが、現在の販売状況はいかがですか?

ベリッシュ(以下、B)2007年から販売を開始して、これまで生産したものはすべて売り切れています。マーケットとしてはアメリカ国内が40%、それ以外が80カ国くらいで60%の割合となっています。

アメリカでの成功の理由はどこにあるのでしょう? 特にセレブリティの人たちに強く支持されているようですが。

そうですね、ワイン愛好家や関係者だけでなく、ミュージック・スターや一流のスポーツ選手たちが宣伝してくれたというのも大きいと思います。たとえば、ヒップホップ・アーティスト、JAY-Zがプロモーションビデオの中で愛用してくれたり、昨年MLBのワールド・シリーズでヤンキースが優勝したときに松井をはじめ選手たちがシャンパン・ファイトしてくれたり。

なぜ彼らはアルマン・ド・ブリニャックを選ぶのでしょう?

品質のよさを理解してもらっているのだと思います。車や時計、宝石にしても同様ですが、彼らは本当にいいものに対して価値を認めてくれるということ。アルマン・ド・ブリニャックはとてもユニークな商品です。できるだけいいものを供給し続けたいと考え、ご覧のように1本1本手づくりでつくられていますし、数量も限られています。人は誰でも何か特別な、人とは違ったものを求めています。そんなところも好評を得た理由かもしれません。ただ、アメリカでも他の国でもそうですが、アルマン・ド・ブリニャック社としては、一切の宣伝、プロモーションはしていません。

(左)ARMAND DE BRIGNAC BLANC DE BLANCS
アルマン・ド・ブリニャックブラン・ド・ブラン(750ml)
白ブドウのシャルドネ100%。とても繊細でピュア、エレガントなシャルドネらしさを表現。クリアで若々しい果実の第一印象から、ヴァニラ、柑橘系、ドライ・アプリコットのアロマまで心地よく続く、贅沢な逸品。

(中)ARMAND DE BRIGNAC BRUT ROSE

アルマン・ド・ブリニャックブリュット・ロゼ(750ml)
ピノ・ノワール50%、ピノ・ムニエ40%、シャルドネ10%でつくられた白ワインに、ピノ・ノワールの古樹でつくられた特別の赤ワインを12%ブレンド。フレッシュなイチゴやカシスのアロマを纏い、リッチで優雅なロゼ。

(右)ARMAND DE BRIGNAC BRUT

アルマン・ド・ブリニャックブリュット・ゴールド(750ml)
シャルドネ40%、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ30%のブレンド。軽やかなフローラルノートと溌剌とした果実味に、芳醇さとクリーミーな舌触り、複雑味を持つゴージャスなシャンパーニュ。

JAY-Zがアルマン・ド・ブリニャックを知ったのも?

キャティア(以下、C)われわれからアプローチはしていません。彼がプライベートで南仏を旅行していたとき、買いたいと連絡をいただいて、そのときに2ケース宿泊先に送ったのがすべての始まりです。

どのような経緯で、アルマン・ド・ブリニャックをキャティアさんとつくることになったのですか?

1994年にシャンパーニュ地方を訪れて数多くのシャンパンハウスを巡ったのですが、そのときキャティアさんがつくられているプレスティージ・シャンパーニュの「クロ・ド・ムーラン」を飲んで非常に気に入りました。そこでキャティアさんと話をするうちに、実に素晴らしいシャンパンハウスだとわかり、共同で特別なシャンパーニュをつくろうという話になったのです。

キャティアはとても歴史があり、伝統的でクラシカルなスタイルを重んじるシャンパンハウスですね。キャティアの歴史とシャンパーニュづくりの哲学を教えていただけますか?

キャティア家は1763年の創業以来一族経営で、私が10代目になります。生産量は現在年間100万本ですから、シャンパンハウスとしては決して大手ではないのですが、私としてはあまり数量は追わず、つねによいものを提供してお客様から感謝されるようなメーカーであり続けたいと思っています。

中でもアルマン・ド・ブリニャックをつくっているチームはとても少人数だと聞きましたが?

その通り、スタッフは8名だけで、アルマン・ド・ブリニャック専用チームです。スペシャル・チームでやることでいいものができます。慎重に手摘みしたブドウを伝統的な方法でゆっくりとプレスし、ルミアージュ(動瓶)と呼ばれる滓を瓶口に集めて清澄する作業も含めて、すべての工程は1本ずつの手作業です。それによって生産量はかなり少量に限られますが、1本1本が最高品質基準になっていくのです。

ブレンドにも特徴がありますか?

ブドウの果実はヴィンテージ(収穫年)や畑によって品質やキャラクターが違います。そこでうまくブレンドすることによって、一つのオーケストラのように調和がとれたり、素晴らしい個性、最良のものを造り上げることができる、それがシャンパン製法の素晴らしさです。アルマン・ド・ブリニャックでは特に細心の注意が払われています。最初にリリースしたものは、2000年、2002年、2003年のヴィンテージ、次のリリースは2002年、2003年、2005年というように、アルマン・ド・ブリニャックは品質の高いヴィンテージのみの中から、3年のヴィンテージを選び、ブレンドしてつくられています。また、ブドウも特級畑、1級畑から収穫した果実だけを選別して使用しています。

そしてアルマン・ド・ブリニャックといえば、やはりこのボトルデザインを抜きには語れないと思いますが?

デザインはフランスを代表するファッションメゾンの一つ、アンドレ・クレージュのアイデアから生まれました。発端は1980年代の終わり頃、彼らの式典で使うプライベートブランドとしてシャンパンをつくりたいとコンタクトがあったことです。一切紙を使用しないメタリックなボトルに、職人によって磨き上げられた4つのピューター(錫製)ラベルが一枚一枚手作業で貼付けられているのが特徴です。コニャック地方に残る熟練した装飾業者の手で1時間に30本しかできない手づくりです。

“スペードのエース”もすごく印象的ですね。

アルマン・ド・ブリニャックという名前は、フランス人には発音しやすいのですが、どうもフランス人以外については発音しにくいし、覚えにくいらしい(笑)。そこで何かいいシンボルマークがないかということで採用しました。スペードのエースは、シャンパーニュ地方の歴代の王が使用したマークであり、その栄光を象徴しています。

モダンで先進的なイメージの中に、しっかりと歴史や伝統を受け継いだ素晴らしさも息づいている。そこがアルマン・ド・ブリニャックらしいですね。最後に日本のマーケットの印象はいかがですか?

ブリュット・ゴールド、ロゼ、ブラン・ド・ブラン、3種類のキュヴェとも、シチュエーションに合わせて飲んでいただいている。私としてはとても満足しています。それぞれの味わいの違いをお楽しみいただきたいですが、シルバー・ボトルのブラン・ド・ブランは、繊細でやさしく、酸もあって、中でも日本食にも合うと思います。天ぷらやお寿司ともぜひ楽しんでいただきたいと思います(笑)。

 

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ジャン・ジャック・キャティア
Jean-Jacques Cattier
キャティア家10代目の当主で、アルマン・ド・ブリニャック醸造責任者。キャティア家は、シャンパーニュ地方モンターニュ・ド・ランス地区のシニー・レ・ローズ村で18世紀から続く家族経営のシャンパンハウス。ランス大学で醸造学の学位を取得。現在の仕事であるキャティアのマネージャーに就任してから35年。古い伝統に新しい伝統を取り入れてシャンパンをつくり続けている。

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ブレット・ベリッシュ
Brett Berish
アルマン・ド・ブリニャック社社長。Sovereign Brandsの最高経営責任者として複数のワイン関連会社も統括している。Sovereign Brandsは、伝統的な製法や昔ながらのやり方にこだわりを持ち、価値観を共有する人たちとの強固な関係を築いたビジネスで、ワイン、アルコール業界の中で国際的に注目されている。

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渡辺順子
Junko Watanabe
ワインスペシャリスト。80年代後半、ニューヨークへ移住。大学に通う傍らファッション関係の会社を設立するが、ワインに魅せられ、ワイン留学のため渡仏。ニューヨークに戻り2001より、世界最大のオークションハウス「ニューヨーク・クリスティーズ」でアジア人初のワインスペシャリストとして活躍。2009年に退社し、現在はワイン・コンサルタントとして株式会社フィフスに所属。

Data

ベネフィットヒルズ(輸入元・正規代理店)
Tel:0120-04-0806

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