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Vol.23
最終戦に向け着実にポイント奪取!

2012スーパー耐久第5戦、鈴鹿ラウンド。ロードコースでは初めての1開催2レース大会で、1時間×決勝2本というスプリントバトル。Faust Racing Team(以下Faust RT)がかつて経験したことのない新たなフィールドでの戦い。その結末は?

ルール説明

シーズン終盤の大事な一戦



第5戦の舞台は鈴鹿サーキット。今年のF1日本GPで小林可夢偉がバトンを押さえて表彰台に上がったことは記憶に新しい。コースレイアウトは、1コーナーや130Rのハイスピードコーナー、S字や逆バンクのテクニカルコーナー、そしてヘアピンやシケインの低速コーナーを、1周約5.8kmのロングコースに詰め込んだもの。ドライバーが手の内に入れるには時間のかかる難コースだ。

スーパー耐久(以下S耐)の2012シーズンは全6戦で、通常は3~4時間の耐久レースとして行われるのだが、この第5戦鈴鹿では1時間のレースを午前と午後に1回ずつ。要するにインターバルを挟んでスプリント2レースでの争いとなる。それぞれのレースは、1回のドライバー交代と1回のタイヤ交換が義務づけられ、給油は禁止。ドライバーは最低20分以上乗らなくてはならないルールだ。

この変則的なレース形態を整理すれば、1レースで走るのは1チームにつき2人。合計1時間のレースを、ドライバーの一人は20分以上走り、もう一人は40分以下を走るというもの。Faust RTのレギュラードライバーは3名なので、いかにドライバーとタイヤを2レースの中に配分するかが作戦ポイントとなる。

また、今レースはWTCC(世界ツーリングカー選手権)との併催で、1ピット2チーム(通常は1チーム)というのも考慮しなければならない。他チームが同一ピット内にいるため、ピットタイミングがかち合ってしまえば、大幅なタイムロスになる。義務付けられたドライバー交代の時間が、レース中盤の20分~40分に集中することを考え、チーム同士で折り合いをつける必要がある。

そして、S耐はシリーズ終盤の争いに突入、チームとしてはポイントランキングも考えなければいけない状況だ。Faust RTは、今シーズン4戦中2勝をあげ、6ポイント差でST-1クラスでの首位。ここ鈴鹿の結果しだいでは、最終戦の戦いを有利に進められるか、それとも厳しい戦いとなるのか、ハッキリしてしまう。

1日目―フリー走行

一番の難敵は鈴鹿というコース

10月19日(金)に行われたフリー走行。3本あるうち1本目はドライバーコーチのプロドライバー山野直也のセッティング出しにあてられた。2本目は堀、岡本、佐藤の順に20分ずつの試走。タイムは古タイヤで2分15秒台が出るか出ないかのところ。まだ肩慣らしとはいえ、タイムは上がっていかない。鈴鹿コースの難しさが各ドライバーの頭を悩ます。

フリー走行3本目は公式予選のドライバー体制を決めるチーム内の争いとなった。予選はAドライバー+Bドライバーの合算タイムで争われるのだが、そのドライバーを賭けてのチーム内バトルだ。一人はCドライバー予選に回ることになる。結果、堀が2分15秒173、佐藤が2分15秒256、岡本が2分15秒694とそれぞれ15秒台へ。Aドラ/Bドラ予選は堀と佐藤が望むことになった。

岡本のドライブが終わった後、最後に残された時間帯で、山野がセッティング確認に出る予定だったが、最終シケインで岡本がスピン、グラベルにつかまってしまった。山野のラストラップはインカーのビデオ撮影も予定されたいたがキャンセル。鈴鹿攻略の指南は、ホワイトボードを使ってのものとなった。コースが長いとはいえ、山野と周毎2~3秒の差があるのが現実。聞きたいことは山ほどあるのだが、山野はこの週末も金曜日のみの協力だった。

2日目―予選

2ndタイムわずか0.1秒及ばず

さて、シリーズランキングを争う相手は#3のフェアレディZ。マシンの総合的な戦闘力ではFaust RT のBMW Z4に分があるのは明らかだが、今回は#3のマシンの仕上げも良いようだ。しかもドライバーは峰尾恭輔、高木真一、谷口行規と歴戦の雄。フリー走行から好タイムを連発している。





予選のアタック順は、Aドライバーが堀、Bドライバーが佐藤、Cドライバーが岡本。Aドライバー+Bドライバーの合計タイムで競うのは今までの予選と同じだが、今回は決勝が2レースあるため、各ドライバーの1stタイム合計と2ndタイム合計で争う。1stタイム合計が決勝第1レース、2ndタイム合計が決勝第2レースのグリッドを決める。最低2本タイムをまとめなくてはならない。

最初にアタックしたAドライバーの堀は、計測2周目に2分14秒696(2ndタイム)、3周目に2分14秒545(1stタイム)を出す。対してライバルの#3は5周目に2分14秒144(2ndタイム)、6周目に2分12秒545(1stタイム)。

続くBドライバーは佐藤。計測2周目に2分14秒559(2ndタイム)、3周目に2分14秒218(1stタイム)を出す。対する#3は2分14秒993(2ndタイム)と2分14秒460(1stタイム)。レース1週間前にも鈴鹿に走りに来ている佐藤だが、その結果がタイムにも出て相手を上回った。

合計1stタイムは1秒758の差、2ndタイムは0.118の差。わずかながら及ばず第1レース、第2レースともセカンドポジション。しかし、ニュータイヤでの予選は、思っていたほどの差ではなかった。決勝レースの行方は路面状況やレースの展開次第でわからない。

C予選は岡本。予選が始まる前の打ち合わせでは、「全員ニュータイヤで予選を走って、タイムのいい人から、決勝で好きなスティントを選べる」というドライバーどうしの決め事だったのだが、堀が「決勝用にタイヤを温存」と提案し、くつがえってしまった。

全クラス混走でトラフィックが多く、タイムの出にくいC予選。そこで競い合うのは岡本にとっていいことではない。チームにとっても大事なのは決勝、フレッシュタイヤを残したいという堀の説明だ。冷静に考えれば当然な話。キャプテンとして説得力のある提案で、岡本も受け入れるしかないものだったが、やる気満々だった岡本は収まりがつかない。「決勝は温存したニュータイヤで走りたい」というところに話しを落とし込んだ。ひとつ間違えばストレスの残る展開だったが、これで収拾がついた。

したがって岡本の予選は古タイヤでの完熟走行。ところがコースに出て行った初周の1コーナーでスピン。リズムは良くないようだ。2周ほど計測を終えたところで、今度はトラブルを抱えた車両がコース上にガソリンを撒き、赤旗中断。めぐり合わせも悪い。ここはニュータイヤを使わなかったチームの判断(ドライバー全員の合意)が褒められるべきところとなった。

予選後、谷口信輝からアドバイス

S耐の良き点をドライバー目線で上げるとしたら、プロとアマチュアの混走である点。いわゆるジェントルマンクラスのレーサーが、S耐という市販車カテゴリーレースでプロレーサーと混ざり合う。戦いの場であると同時に、マシンを降りての交流の場としても刺激を受けることができる数少ないレースだ。

ここ鈴鹿でもそれを再認識するような出来事が起こった。予選のインカービデオをGTドライバーの谷口信輝にチェックしてもらうという、得がたい時間を作ることができた。Faust RTのBMW Z4はもともとPETRONASチームが所有していたもので、彼はそのチャンピオン。マシンの扱いをすみずみまで知っている。

3人の予選ビデオを見ながら、チェックすべきポイントを、明快な言葉と、身ぶり手ぶりで説明する。内容は単刀直入だ。一例を紹介すれば、Faust RTの3人に共通するコーナリング時の問題点を第一に指摘した。
谷口「クルマが曲がりたい仕事をしたい時にアクセルを踏んでいる。我慢して踏み始めを遅くした方が、アクセルを開けられるし、結果としてその方が速い」
…などなど、コーナリング、ブレーキングの極意を伝授。気が付けばあっという間に1時間が過ぎてしまった。

予選後に発覚したタイヤのブリスター

決勝第1レースのスタートタイヤは予選AかBで使ったもの。これは通常のレース通り。今回は2レースあるため、予選タイヤは2セットとも使わなくてはならない決まりだ。ところが、予選後にタイヤをチェックしたメカニックから、佐藤が使ったタイヤのフロントにブリスターが出ていることが判明した。進行方向に向けて縦に約3cmの亀裂だ。わずかといえばわずかだが、リスキー。嘆願書を提出してニュータイヤにすることもできるが、その場合はスタートグリッドが下げられてしまう。

監督の志村、メカニックも入った話し合いの末、このタイヤは20分のスティントに使用すると決められた。決勝のドライバー割り、タイヤの使用順もこの時に決定。第1レースは堀(約40分)・岡本(約20分)で、第2レースは岡本(約20分)・佐藤(約40分)となった。

普段のS耐なら3~4時間レースを3スティントで走る。燃費やタイヤにも気を使って走らなければならないが、今回はスプリント、基本、走りをセーブする必要はない。他チームも含めハイペースは必至。普段はありえないようなコースアウトやクラッシュが心配だ。作戦会議の後、志村監督は「グラベルには入らないようにしましょう」で締めた。ここのところグラベルの好きな岡本を意識してのものだが、笑顔での散会となった。

3日目―決勝

決勝第1レースはガチンコバトル

10月21日(日)。朝8時のフリー走行を終え、決勝スタートは10時ジャスト。昨日のCドラ予選中に#3が赤旗中の追い越し違反をしたため5グリッドの降格となっていた。これで第1レースではFaust RTのBMW Z4が#3の前でレースをスタートすることになった。

フォーメーションラップスタート。スタートドライバーは堀。スタート周をGT3クラス4台に続きクラストップの5番手で1コーナーを駆け抜ける。前を行くマシンは速く、クリアラップが取れるだけに、グリッドダウンで他クラスを挟む#3を少しでも引き離しておきたいところだ。





ピットからは「前のペトロナスについていってください」と、ラップで4秒違うGT3マシンについていくようにと軽くジャブ。勝負はこれから、戦闘モードへの準備ということだ。#3のフェアレディZは必ず追いかけて来る。

全車1コーナーはクリアしたものの、初周のS字で数台がコースアウト。イエローフラッグで区間追い越し禁止となった。予想通りの荒れそうな展開だ。1周目を終えストレートに戻ってきた時には、クラス下のマシンをパスした#3がすでに数秒後ろに迫る。堀は2分15秒146、2分15秒133、2分14秒750とラップを上げるが、3周目には#9堀-#3高木-#51余郷の順で、同一クラス3台のテールトゥーノーズに。ここから堀の鬼ブロックが始まる。

4周目、直後の#3が右に左にプレッシャーをかける中、堀は抜かさせない。その間にラップがズバ抜けて速い#51余郷が#3高木を交わし、隊列は#9-#51-#3に。同じBMW Z4に乗るGTドライバー#51余郷は5周目に堀をパスし、隊列は#51-#9-#3。再び#3高木との争いだ。

ここまでスタート後10分とわずかだが、信じられないほど密度の濃い時間が過ぎていく。可夢偉の鈴鹿F1、ラスト数周を見ているようだ。#3のレースペースは追い上げ時に12秒台。これを14秒台の堀が押さえる。同一周回なら遠慮することはない。これがレース。コーナーで#3高木が襲い掛かる。耐える#9堀。さらに数周バトルが続く。

場内のオーロラビジョンもヒートしているST-1クラスを放映している。ところが、一瞬他クラスの状況に画面チェンジした間、見えないところで#9堀に異変が…。

画面が再び戻った瞬間、ピットは凍りついた。ヘアピン手前で横向きになった#9のマシンがクローズアップされた。Faust RTのマシンだ。グラベルにつかまり再スタートできないでいる。単独スピンのない場所だけに接触の可能性が高い。抜け出せなければリタイヤだ。

ピット内がやきもきしている間に、7周目のストレートで別のトラブルが起こる。ストレートエンドでST-3クラスのマシン下部から大きく炎が出た。そして自分で噴いたオイルに乗り、1コーナーをアウトした。マシンはそのままコースに復帰し、S字の先までオイルを巻き続けてしまった。

このため後続車の数台が、ストレートエンドでオイルに乗り1コーナーで次々とコースアウト。オイル旗も出ているのだが連鎖は止まらない。2台のクルマがウォールに激突するほどの大クラッシュを起こし、ついに赤旗となってしまった。

セーフティ・カーが入りレースは中断、そうこうしている内に堀がピットに自力で戻って来た。しかし赤旗中は作業禁止。レース再開を想定してピット内でじっと再開を待つ。赤旗解除になればマシンをチェックして送り出す。ピットクルーはその時をじっと待った。

数分後、レース中止の判断が下る。ピット内ではレース成立か不成立かで騒然。レース不成立なら全車ノーポイントだが、レース成立の場合、堀の周回数が完走に足りているのかが問題になる。周回数不足でポイント無しだけは避けたいが、裁定を待つしかない。

堀はクルマを降りるなり「すいませんでした」とメカニックやドライバーに頭を下げた。今までにない壮絶なバトルだっただけに、そのことを責めるものは誰もいない。この時点でコース上で何が起こったのか正確にわかっていない上に、サーキット全体が、撒かれたオイルの量と激しいクラッシュで混乱しているのは明らかだった。

レース後に、Faust RTのピットに#3をドライブした高木が謝りにきた。高木はヘアピン手前の右コーナーでイン側から並びかけ、アウト側を走る堀のボディにヒットしたのだ。押し出されるように堀はスピン。レースアクシデントだが、同じクラス内で僅差のポイントを争うだけに、接触による相手のコースアウトはいたたまれなかったようだ。

「レース不成立でよかった、このままじゃ気分が悪いです」と高木。堀は「スプリントは危ないね」と返す。正式なリザルトは出ていないが、この時点でレース不成立がピット内ではささやかれていたのだ。

ところが高木選手が去って数分後、第1レース成立という話が入ってくる。落ちこむクルー、ドライバーたち。泣き言をいってもしょうがない。午後の第2レースに備えるだけだ。完走か否かの公式結果はまだ出ていない。周回数が規定に足りているかは微妙なところだ。

堀に接触の状況を聞くと、
「右コーナーをハーフアクセルで旋回中、一番不安定な時に当てられて回ってしまった。お互いが引かないから、どちらかが飛ぶ。あそこで引いていたら男じゃない」と一言。レースは負けず嫌いの男達が集まるフィールド。行くべき時と判断すれば躊躇はない。以前ならそれを支えるテクニックがなかったが、今なら「戦える」。それが今年のFaust RTだ。ここで引いたらレースをやる意味さえ見失ってしまう。そういうことだろう。

第1レースの正式結果を待たずに第2レース





午後のレースまでのインターバルは1時間35分。その間にコース上では懸命にオイル処理が行われていた。クラッシュしたドライバーにドクターヘリが要請され、ただならぬ状況でもレースデイの進行は止まらない。WTCCという国際レースも後に控え、ピット上では観客のためのピットウォークが始まっている。

決勝第2レースはセカンドタイムで決まったグリッドからのスタート。ST-1クラスのグリッドは前から#3-#9-#51。スタートドライバーは#3は峰尾、#9 Faust RTは岡本、#51は余郷。岡本はGTドライバーに挟まれてのレースとなる。

通常なら第1レースの正式結果が出てもおかしくないのだが、その正式結果のわからぬまま第2レースを迎えることなった。第1Rを未完走でノーポイントとすれば、このレースで2着に入らなければ、最終戦は相手のリタイア待ちとなる。最終戦を自力勝負するには、何がなんでも2着が最低条件のレース。マシンの仕上がり具合、ドライバーの布陣を見れば、#51を押さえて2位確保が現実策だ。

スタートは全車順調。1R目の影響か序盤は穏便なレース。前を行く#3は2分14秒台で逃げにかかっている。#9岡本が16秒台、後ろの#51余郷は13秒台のハイペースで迫ってくる。4周目ヘアピン立ち上がりの右コーナーで#51に交わされ、これで#3-#51-#9に。岡本も離されまいと15秒台にタイムを上げるがさほど無理はしない。#51のセカンドドライバーはジェントルマンドライバーでタイムが遅いため、ここで踏ん張れば佐藤での逆転は必至だ。

10周目、岡本ピットイン。ドライバーが佐藤に替わりタイヤ交換してピットストップは50秒。給油なしの時計ではかんばしくないが確実な作業でマシンをコースに戻す。

佐藤は予選で見せたスピードを武器にタイムを上げにかかる。時折2分15秒台に入るが、トラフィックが多く16~17秒台の周回もある。まずはリスクを避け、この後、セカンドドライバーに変わる#51をパスすること。これが佐藤の役割だから無理はしない。

先を走る#3の峰尾は15周目、#51の余郷は17周目にドライバー交代のピットイン。#3はピット停止時間もすばやく30秒以上のマージンを築いてコースに復帰したが、#51の方は手間取っている。17周目、ストレートを戻ってきた佐藤はピットロードを出てきた#51を1コーナーでパスすることができた。これで2位確保。

トップの#3は35秒前方。すでに2分18秒台でクルージングだ。佐藤の追い上げも残り20分では厳しい。そのまま2位でのチェッカーとなった。

Faust RTのドライバーが第1レースの公式結果を聞いたのは、WTCCの1レース目が終わる午後3時。完走扱いで3位の6ポイントゲット。レースが9周での成立となり、その70%(端数切捨)の6周での完走扱い。第2レースの2位9ポイントと合わせて1位を死守し、2位の#3に対し+0.5ポイントのアドバンテージで最終戦に向かうことになった。

各ドライバーのレース後のコメント

激しいバトルの末、完走扱いに喜ぶ堀
「決勝はドライバー同士の駆け引きができたし、自信になりました。谷口師匠のアドバイスは少しずつ実践に生かすつもりだったけど、抜かれまいと必死で、いきなり実践させてもらいました。僕らアマチュアにプロドライバーが、自分の財産である走りのテクニックを惜しげもなく与えてくれるのには本当に感謝しています。最終戦もがんばります」

休憩時間に新しいカメラで遊ぶ佐藤
「第2レースは、コース上にマシンのパーツが落ちていたりしたけど冷静に対処できた。#51を抜いてからは、マージンをとりながらの走りでした。習ってもすぐにできるわけじゃないけど谷口さんの話を参考にライン取りやアクセルワークを意識しながら走っていました」

元気さでは誰にも負けない岡本
「決勝はドライバー交代でシートベルトが入らず10秒以上タイムロスしてしまった。スプリントでは痛いですね。走りは谷口さんのアドバイスを意識することで、同じタイムでも安全に走れたと思います。それにしても10周は短かった。いつもと同じようには走れないものですね」

最終戦のオートポリスはドライバーの腕が問われるテクニカルサーキット。S耐のカレンダーに初めて加わったコースだ。ストレート区間よりも、横Gのかかるコーナー区間が多い上、高低差52mとアップダウンも大きい。ライン取りひとつでタイムが大きく変わる。Faust RTのドライバーは堀、岡本が初めてのコースで、佐藤もスポーツ走行1回だけと、圧倒的に不利な状況。ポイント争いでは上に立つものの、予選結果に関係なく、相手よりひとつ上の着順ならシリーズチャンピオンが決定する。もちろん相手もその条件は一緒。激しい戦いになるに違いない。

 

Faust A.G.より

決勝第1レースでオイルに乗りコースアウトしたドライバーのOSAMU(本名:中嶋修)さんが搬送先の病院で亡くなられました。心からのお悔やみを申し上げます。

Data

SUZUKA Circuit
2012.10.21/Course Length:5,807Km
Weather:Sunny/Course:Dry
Faust Racing BMW Z4M COUPE
Driver佐藤 茂/岡本 武之/堀 主知ロバート

1st Race   15’22.806    6LAP
ST-1クラス 3位
2nd Race 1:00’57.610    26LAP
ST-1クラス 2位

スーパー耐久公式サイト
http://stai.main.jp/stw3/201208/127

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