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INTERVIEW WITH FAUST
祖父から学んだチャリティの精神

今年の「はぐれ熱帯魚を救え」プロジェクトは、新たに参加してくれたFaust、Y氏の存在を抜きには語れない。茨城・土浦の窓愛園から千葉・鴨川までの、子どもたちの大型送迎バスの手配に始まり、Y氏は自らが経営する会社の社員にボランティア参加を呼びかけ、会社ぐるみの協力を申し出てくれた。
聞けば、彼は幼いころの祖父との思い出から、児童養護施設へのチャリティに関心があったという。そんな彼が、このプロジェクトへの参加を通して感じたことは何だったのか。





Mephisto(以下M) 今回は、「はぐれ熱帯魚」プロジェクトに新たなファウストとしてご協力いただき、ありがとうございました。

Faust(以下F) こちらこそ。何よりも子どもたちが喜んでくれたのが良かったですね。

M Yさんからは、昨年末からこのプロジェクトに参加したいとお話をもらっていたのですが、そのきっかけは何だったのですか。

F この「Faust A.G.」のサイトで昨年の様子を見て。こんな素晴らしい活動なら、ぜひ次回は自分も参加したいと思ったのです。

M もともと社会貢献活動には興味があったのですか

F 自分が子どものころ、祖父が旅館を経営していたのですが、年に一度、近くの児童養護施設の子どもたちを招いて、食事や温泉を体験する機会を設けていたのです。その時に自分も祖父に借り出されて、その施設の子どもたちと遊んだりして。学ぶことはとても多かったですね。いつか自分も同じように、子どもたちの力にならなくては、と学んで育ちました。そして祖父は、決してそうしたことを周りに誇ったりしなかったんですよ。取材も全部断っていた。社会貢献活動は決して自慢してはいけないという考えの持ち主で、私は祖父を尊敬しました。だから今回も本当はインタビューを受けたくなかったのですが…。

M 素晴らしいお祖父様ですね。そうした活動への取り組みと考え方はよくわかります。一方、ファウストA.G.は、社会貢献活動の素晴らしさを記事にし、少しでも多くの人に知ってもらうことで、そうした輪を広めていくことも命題にしていますので…。

F はい。ですので本当に匿名でお願いしますね(笑)。

M はい。さて、今回は、Yさんの会社の社員の皆さまとそのご家族にも参加していただきました。みなさんも子どもたちと一緒に、はぐれ熱帯魚を追い、子ども同士の交流もあったようですね。

F こうして参加させてもらって、かつて私が祖父から学んだことを体験して欲しかったんです。私たちはおかげさまで東京で仕事をさせてもらって、こうした貢献プロジェクトに協力できるくらいにビジネスを成長させることができました。今回参加した場で、子どもたちの笑顔を見れば、また新たに「がんばろう」と思えますよね。

窓愛園ともっと密に接していきたい

M Yさんの会社からは、大きな送迎バスを出してもらいました。子どもたちにとっては、そのバスの旅もとても楽しかったようです。

F 私たちの会社は「人の心、人生を豊かにする」という理念の元に働いています。子どもたちにも旅の楽しさを知ってもらいたいというのも、今回の大きな目的の一つでした。鴨川に到着した時、子どもたちがいい笑顔でバスから降りてきてくれたので、それは良かったですね。しかし、初めてということもあり、まだまだ色々できたんじゃないかな……と。

M 「バスの中で映画を見せてもらった」と、子どもたちは大喜びでしたよ。

F でも、もっとできたはずです。例えば、今回の様子を動画で撮影してDVDにして、園にプレゼントすることだってできた。そうすればこのイベントが終わった後にも、みんなが楽しい思い出を共有することができたでしょう。写真ももちろん素晴らしいのですが、声や音というのは、思い出をより鮮明にしてくれるものですから。

M なるほど。それは確かにすばらしい提案ですね。

F はぐれ熱帯魚もあんまり採れなかったしね……。このプロジェクトは本当に素晴らしいですよ。生き物を通じて命の大切さに触れられるし、同時に自然の苛酷さも知る。園の水槽には去年の魚は三匹しか生き残っていなかったけれど、そういうことを通じて、こどもたちが学ぶものは大きいだろうと思います。それに、もっとこのイベント以外でも力になりたいことはたくさんありますね。

M たとえばどんなことでしょうか。

F 園を訪れるとその恵まれた環境に感心します。でも本棚を見たら、古い本が多かったから、新しい本を贈ってあげたいと思いました。また、パソコンがもっとあったら、子どもたちがパソコンを学ぶ機会が増えるんじゃないかなとも。それは、彼らの将来につながることだと思うし、こういうことなら難しいことではないですよね。

M 確かに、実現できそうですね。

F 子どもたちは今、理由あって親元を離れて暮らしていますが、そのことで夢や希望を諦めなくてはいけない、ということがないように力になりたい。同じようなチャンスがあるように。学ぶこと、感動することを一緒にしたいですね。

M これからもYさんと窓愛園の子どもたちの縁が続いていくことになりそうですね。

F はい。寄付をすることは社会貢献においてもちろん大事ですけれど、それだけじゃなく、実際に一緒に体を動かして触れ合う時間を持てたことは、とてもよい経験になりました。これからも、子どもたちが喜ぶことをしてあげたいし、参加していきたいです。

後日、YさんからファウストA.G.の事務局に電話があり、園ともっと連絡を取り合って、園の年間行事に協力していくなど、より支援を深めていきたいと言う申し出があった。ファウストA.G.も新たに加わった強力なメンバーYさんを含めた、ファウストたちの積極的な活動をリポートしていきたい。

 

 

 

  • ◎「再び「はぐれ熱帯魚」を救え! 子どもたちとの交流を通じて」STORYはコチラ

 

 

Faust Profile

※希望により匿名とさせていただきました。

Who is Mephisto ---メフィストとは

人生のすべてを知ろうとした、賢老人にして愚かな永遠の青年「ファウスト」(作:ゲーテ)。この物語でメフィストとはファウストを誘惑し、すべての望みを叶えようとする悪魔。当クラブ「Faust Adventurers' Guild」においては、Faustの夢と冒険の物語をサポートする案内人であり、彼らの変化や心の動きに寄り添う人物。時に頼れる執事、時に気の置けない友人のような存在は、『バットマン』におけるアルフレッド(マイケル・ケイン)、『ルパン三世』における不二子&次元&五右衛門トリオのようなものか? 今後、Mephistoは各クエストの終わりにFaustの皆さまの心を探りに参ります。どうぞよろしく。

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